訪問介護はいつも時間との勝負です。
なぜなら決められた時間内に決められた介護サービスを提供しなければならないからです。
しかし、
「訪問介護でいつも時間内に終わらない」
と悩んでいるヘルパーも少なくありません。
どうすればいいのでしょうか?
正直、利用者さんの状況によっては訪問介護計画で決められたメニューであってもそれにかかる時間はそれぞれ異なることもよくあることです。
もし介護ヘルパーの努力の限度を超えている場合はサービス提供責任者にそのことを報告・相談して訪問介護計画の見直しも必要な場合もあります。
しかし、他の介護ヘルパーは時間内にうまくこなせているのに、いつもあなたの時だけ時間内に終わらないのはなにかやり方に問題がるかもしれません。
訪問介護で時間内に終わらない?ドタバタとテキパキの5つの違い
訪問介護で時間内に終わらない原因として
①焦り
②探し物など無駄な時間が多い
③事前に頭の中で予行演習していない
④どうして時間内に終わらなかったのか?その原因を再確認しない
⑤利用者や家族の協力を仰がない、サービス責任者に報告・相談しない
などがあります。
①「焦り」
決められた時間内で訪問介護計画に定められメニューをこなすには
・頭の中で次にやるべきことを考えながら作業す子とm、お大事です。
実際に訪問介護計画で定められたメニューに時間の余裕はありません。
そんなことから「焦り」どいう気持ちがヘルパーの行動に現れてしまいます。
この「焦り」がかえって作業の効率を下げてしまうこともよくあることなのです。
訪問介護ヘルパーの焦りが利用者に不安を与える
あなたはテキパキとこなしているつもりでも、、訪問介護ヘルパーが焦っているのは利用者に感じ取られてしまいます。
・「なにか怒っているの?」
・「なにか気に入らないことでもあるの?」
バタバタと慌ただしく動いているあなたに利用者はそう感じてしまうかもしれません。
訪問介護計画に定められたメニューをこなすことだけに頭がいっぱいになっていると、支援してもらっている利用者も落ち着くことはできません。
②探し物など無駄な時間が多い
最初の訪問介護をした時に予め次回の訪問の時の効率化も考えておきましょう。
例えば
・洗剤
・掃除機
など日常的に使う物の置き場所をメモしておくことも大事です。
各家庭に日常的に使う物の置き場所はバラバラです。
一度使うために探した物は次回の訪問に備えてその収納場所をメモしておく・
そして次回の訪問前には予めそのメモを確認しておく。
そんな簡単なことだけでもかなり時間の効率化が図れます。
調理の場合も
・塩や砂糖などの調味料
・鍋などの調理器具
についても同じようにしておきましょう。
できれば、
・塩と砂糖など間違いやすい物は容器に名前や印を付けさせてもらう
・よく使う調理器具や調味料は手の届きやすい場所に置かせてもらう
などの工夫も時間の効率化に役立ちます。
③事前に頭の中で予行演習していない
介護事業所からの訪問介護計画書を仕事の手順書をよく読んで
訪問前に予め頭の中で予行演習していおく
ことも時間の効率化に効果的です。
特に新人介護ヘルパーの場合は
・自分の頭の中で考えていた予行演習
・実際に行った訪問介護サービス
の差にいつも注意して考える習慣をつけましょう。
この頭の中の予行演習と実際の現場での差について繰り返し振り返ることで
・なにが無駄な動きになっているのか?
がわかり次第に仕事の効率的に役立ちます。
予定外のことが起こるのもよくあることも覚悟しておく
訪問介護の際には予定外のこともよく起こることもあらかじめ知っておきましょう。
例えば
・利用者がトイレからなかなか出てきてくれない
・利用者の体調がすぐれない
・利用者の体調が悪くうまく移動してくれない
など予め考えていた仕事の段取りが狂うことは日常茶飯事のことです。
どんなハプニングが起こっても柔軟に対応できるように気持ちの余裕を持つようsにしましょう。
④どうして時間内に終わらなかったのか?その原因を再確認しない
訪問介護で時間内に仕事が終わらないことはよくあることです。
しかし、毎回毎回時間内に終わらないのはなにが原因なのか?
それがわからないといつまで経っても効率的な仕事の改善点が見つかりません。
「なにに時間がかかったのか?」
「無為だな動きは中高?」
自g分自h心の行動を振り返って次の訪問のための改善点を探しましょう。
時間がかかる原因がわかったら
やり方を苦伏して
無駄な動きを減らす
ための改善点を考えましょう。
⑤利用者や家族の協力を仰がない、サービス責任者に報告・相談しない
何度か訪問して手順書通りに仕事をしても時間内に終わらないケースもあります。
介護計画書やb手順書を今一度見直しましょう。
・利用者本人がやること
・家族がやること
・ヘルパーがやること
このあたりはしっかりと把握しておきましょう。
手順書に記載されいること以外のことも行っていませんか?>
いくら手際良く仕事をこなしていっても時間内に終わらない場合は、現場を一番よく知るヘルパーの立場から利用者本人や家族にやってもらえることがないうか検討してみましょう。
例えば食事であれば「盛り付け」や「配膳」など利用者に手伝ってもらえれば、時間の短縮だけでなく介護予防にもなります。
利用者にや家族にやってもらえそうなことがあれば、利用者や家族にお願いしてみたりサービス提供責任者に相談してみましょう。
「ダメなヘルパー」を卒業しよう
誰だって最初からうまくはいきません。
でも、それをそのままにしておくのはもっといけません。
いつまでも「ダメなヘルパー」だと言われないように、「ダメなヘルー」を卒業するために成長しておきましょう。
①問題点を明確にする
ダメなヘルパーとは、
・利用者さんに不適切なケアを提供する
・遅刻や欠勤が多い
・コミュニケーションが円滑でない
など、様々な問題があります。
まずは、自分がどのような問題を抱えているのかを明確にしましょう。
②問題解決のための対策を考える
自分が抱えている問題を解決するためには、どのような対策が必要かを考えましょう。
例えば不適切なケアを提供している場合は、専門的な知識を身につけるために研修や勉強会に参加することが考えられます。
遅刻や欠勤が多い場合は、時間管理の改善や体調管理の見直しなどが必要です。
③アドバイスを求める
自分自身で問題を解決することが難しい場合は、上司や同僚、指導者などに自分からアドバイスを求めることが大切です。
自分の問題を相談し、アドバイスや支援を受けることで、問題解決に向けた道筋を立てることができます。
④改善する姿勢を持つ
ダメなヘルパーを卒業するためには、改善する姿勢を持つことが重要です。
自分の問題を認め、改善するための努力を惜しまず取り組むことで、患者さんや周囲の人たちから信頼されるヘルパーになることができます。
ダメなヘルパーを卒業するためには、自己分析や対策の立て方、アドバイスを求める姿勢、改善する意欲が必要です。