料理の苦手なヘルパーにとって、利用者宅での生活援助でヘルパーが頭を悩ませるのが食事作りかもしれません。
できるだけ利用者さんには
「美味しく栄養のバランスの取れtら食事絵を作ってあげたい!」
そう考えていてもなかなかそれも難しいのが現実です。
なぜなら
「なにか食べたいものはないですか?」
と尋ねても返事すらしてくれない高齢者もたくさんいるからです。
料理が苦手なヘルパーほど利用者の好みを把握する
時間の制約のある「忙しいヘルパーはどうしても自分の都合で物事を考えてしまいがちです。
利用者に
「なにか食べたいものはありませんか?
私 頑張って作りますから」
そう質問しても
「別に・・・」
「なんでもいい」
「食べたくない」
とそっけない返事に思わず「ムカッ!」とイラついてしまうことはよくあることです。
しかし、逆の立場に立って考えてみましょう。
介護サービスを受けているくらいの高齢者です。
もとからあまり食欲なんてない方も多いのです。
食欲のない時にヘルパーから
「食べたい物はないですか?」
と聞かれても答える気にすらならないのです。
まして高齢になってくる味覚も鈍ってきます。
なにを食べても美味しいとは感じにくくなってきているのです。
ですから
「食が細い」
「食欲がない」
という場合が多いことも理解しておきましょう。
食べたいものを尋ねるより、選ばせては?
他の担当ヘルパーとも情報交換したりして、予めその利用者の好む食材や料理法を調べておきましょう。
利用者に尋ねても食べたいものの回答がない場合は、ヘルパーのほうからいくつかの献立を提案してみいぇはいかがでしょうか?
具体的な献立の料理名や食材が並べられれば利用者も頭の中でイメージができます。
一から考えることが無理でも、提案された選択肢の中からだと選ぶことはできます。
食事の楽しさも演出しよう
でも、ただl献立を羅列するだけではなく、食事の楽しさもイメージできるような演出も重要です。
この前に◎◎を作らせていただいた時に「美味しいよ」と褒めていただいてすごく嬉しかったんです!また作ってもいいですか?
「きんぴらを食べるとお母さんを思い出す」っておっしゃられてましたよね。
おかあさんいはかないませんが、おふくろの味に挑戦させてください
ニンニクをたっぷり効かせた生姜焼きなんていかがですか?
夏バテにもいいんですよ!
■■さんに元気を出してもらうために作らせてください!
料理の苦手なヘルパーこそ利用者宅にある食材から献立を考える
利用者の食事の献立を考えるのは、料理の特異なヘルパーなら簡単でも料理の苦手なヘルパーにとっては頭の痛い作業です。
料理の苦手なヘルパーほど、献立が思い浮かばない時にはその家庭にある食材をもとに考えていきましょう。
なぜなら、自分の嫌いな物は勝手用意はしていないはずだからです。
料理の苦手なヘルパーほど料理は横文字カタカタで説明しない
今は年齢も若いヘルパーもたくさんいます。
その方には当たり前の言葉でも高齢者にとってはチンプンカンプンのこともあります。
「ピラフ」⇒「ヤキメシ」「チャーハン」
「ガーリック」⇒「ニンニク」
「ペッパー」⇒「コショウ」
知らず知らずのうちに高齢者に理解しにくい横文字カタカタ言葉を使ってはいませんか?
パスタ
ハンバーグ
オムライス
クリームコロッケ
ハヤシライス
ナポリタンスパゲティ
意外と通じないこともあります。