訪問介護 買い物同行 車

都会であれば訪問介護のヘルパーは自転車やバイクで利用者宅を訪れるのですが、利用者宅まで距離がある地方の訪問介護ではヘルパーも車で移動することもあります。
そこで、移動に不自由している利用者から「その車に乗せて欲しい」と頼まれることがあります。
特に買い物同行のお手伝いをする場合
「あなたの車に乗せて行ってくれたなら楽なのに・・・」
と嫌味のひとつも言われます。
確かにルール上の問題で断らなければならないことはわかてはいても
足の悪い利用者さん
体力の落ちてきている利用者さん
買い物する場所まで離れている利用者宅
の場合は利用者さんの気持ちもよくくわかるのでヘルパーもつい車に乗せてしまうかもしれません。
しかし、万一それで事故が起こったのなら大変なことになてしまうことを知っておいてください・。

訪問介護の買い物同行でヘルパーの車に乗せて欲しいと利用者から言われたら?

訪問介護 買い物同行 車

訪問介護の買い物同行でヘルパーの車に乗せて行って欲しいと頼まれても、それはできないことを利用者にしっかりと理解してもらわなければなりません。
たとえおその場の雰囲気が悪くなってもしかたありません。
ルールはルールなのです。
もしなにか事故でも起こった場合はあなた自身の責任も問われかねません。

通常の家事援助でヘルパーは利用者を車に乗せることははできない

介護ヘルパーでも利用者を車に乗せることができる場合もあります。
ただしそれは
2種免許もしくは福祉有償運送運転者講習を修了したヘルパーが運輸局の指定を受けた車で行く時のみ
に限られます。
たとえ「タクシー代なんてとらないから」とボランティアでの送迎だからかまわないように思えますが
万一の事故の場合はヘルパー自身の保険代の請求はされますから、厳密にはボランティアとは言えません。
なによりヘルパーが利用者を自分の車に乗せることはルールを逸脱した違法行為となります。
事故等に巻き込まれた時、十分な補償がなされない事も考えられます。
資格のないヘルパーの車に利用者を乗せることはとても危険なのです。

移動に困っている利用者に他の方法を紹介する

訪問介護の買い物同行でなくても、帰り間際に
「途中まででいいから乗せて行ってほしい」
と頼まれることもあります。
しかしそれもできないので断ると、利用者はあなたから見放されたように感じて落胆してしまうかもしれません。

こんな時は
利用者の行こうとしている行き先を尋ねて、
目的地まで行く方法をの一緒に考える

などコミュニケーションを図ることが大切です。

必要に応じて
・バスや電車など交通手段
・時刻表で出発時間や到着時間
などを調べて
利用者自身が自力で行けるように十分な情報を提供することもいいでしょう。
また、公共交通機関が整備されていない地域では
有償ボランティタクシーなどが走っている場合もあります。

大阪府の福祉有償運送
福祉有償運送とは、福祉タクシー等による輸送サービスが十分提供されていない地域において、道路運送法第79条の国土交通大臣の登録を受けた
NPO法人等が、単独で公共交通機関を利用できない高齢者や障がい者の方々などに対して、有償(営利とは認められない範囲の対価)で行う、
自家用自動車による個別輸送サービスです。

参考:大阪府の福祉有償運送

訪問籠サービスはチームで提供するサービスである

訪問籠はチームみんなで影響するサービスです。
あなたひとりの出すぎたことが他のメンバーに迷惑をかけることもあることを知っておきましょう。、
確かに日頃から接している利用者さんなら、つい思い入れができてしまうこともよく理解できます。
しかし、仕事中に制度上のルールを破ってマ日事故を起こしたり、事故に巻き込まれでもしたら事業所にも責任が追及されることになるのです。

一度 利用者を車に乗せたら次からそれが当たり前になる

「利用者さんのことを考えたら・・・・」
ついつい優しさから利用者さんを車の乗せてあげるかもしれません。
しかし、高齢の利用者さんにとってそれがすぐに当たり前のことになってしまいます。

次は断ろうとしても
「この間は乗せてくれたのに・・・?」
「◎◎さんは乗せてくたのに、どうしてあんたはダメなの!」

とますます納得してくれなくなります。、

訪問介護でヘルパーの車に利用者を乗せられるのは


買い物同行など身体介護の
「外出介助」
ではヘルパーが運転する車に利用者を同乗させることは認められていません、

しかし、介護保険の訪問介護サービスで提供する
「通院等のための乗車又は降車の介助」
はヘルパーの運転する車で」移動することができます。

訪問介護で提供するサービスの内容はは介護計画で細かく決められています。
杓子定規なことも多いのですが、
訪問介護で提供するヘルパーの仕事は公的なサービスなのです。
利用者の負担の大部分を社会保障で賄っているのです。
※利用者が全額自己負担しているのではありません。
ですから、いくら「利用者のために良かれと思っても決められたこと以外のことはできないしやってはいけないのです。、
それを利用者が望むなら自己負担サービスとして理解してもらわないといけないのです。